新幹線と飛行機徹底比較
結局のところ、東京出張に新幹線を使うのと飛行機を使うのは、どちらが便利なのでしょうか?
新幹線・飛行機それぞれのメリットを比較して、格安さも検討の上結論を出してみましょう。
飛行機を使うメリットが出るのは、新幹線で移動した場合に4時間以上かかる場合、という説があります。
この説によれば、新大阪駅-東京駅間は2時間30分程度なので、新幹線を使った方がよい距離、ということになります。
新幹線を使った方がよい場合と飛行機を使った方がよい場合の条件を以下にまとめてみます。
新幹線を使った方がよい場合:
車内で仕事をしたい。
車内で眠りたい。
空港よりも新幹線の駅の方がずっと近い。
新幹線の駅の方が空港よりやや近い程度なら、飛行機を使った方が早いでしょうが、新幹線の駅のすぐそばから出発する場合は、新幹線を使った方が早い場合もあります。
飛行機を使った方がよい場合:
とにかく早く着きたい。
空港が遠くない。
空港へ行くのが新幹線の駅へ行くのより多少面倒なくらいなら、飛行機を使った方が早く東京に着くことができます。
目的地が羽田空港の近く。
目的地が、例えば浜松町や天王洲アイルなど、羽田空港からモノレール1本で行けるような場所だったら、飛行機の方が便利です。
飛行機の場合、搭乗手続きがあるため、出発時間の20分程度前には空港にいるようにし、余裕を持って搭乗手続きをしましょう。
また、出張を終えて帰る場合や昼からの出張の場合で、移動中に眠らなくてもよいという場合は、飛行機の方が楽な場合が多いです。
気になるお値段は?
新幹線の場合、エクスプレス予約を使えば、新大阪-東京間は標準で13,000円です。
ただし、乗車日の前々日の23時までにエクスプレス予約をした場合は早割が適用され、12,000円で新大阪-東京間の乗車が可能です。
飛行機の値段は航空会社や季節により様々ですが、神戸空港から出発するスカイマークエアラインなら、神戸空港-羽田空港間が11,800円と、新幹線の標準価格よりかなり安く東京へ移動することができます。
(ただし神戸空港までのポートライナーの料金や羽田空港からのモノレールの料金を考えると、新幹線の方が安くなるかも知れませんが・・・。)
ANAなど、他の航空会社を使うと、14,000円程度の場合が多く、新幹線よりも割高になる場合が多いようです。
今後ローコストキャリア(LCC)が大阪・神戸~羽田間に参入すれば、値段の面でも飛行機の方が有利になる可能性もありますね。
私の場合、最近はほぼ100%新幹線を使っています。
乗っている時間は新幹線の方が長いですが、車内では音楽を聴きながら眠っていますし、飛行機より座席がずっと広くゆったりしているのでとても楽です。